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メイト研究 11ページ目 

2010/05/30 23:42/Sun | メイト研究 | CM(0) | TB(0)
前項に続いてフォアプレイシング(以下FP)について。
今回はP2からのFPについて考えていきます。
*P1がオープニングリーダーです。

P1のハンド
c13c12 s13s12 h10h13h12 d1d10d7

P2のハンド
c1c10c7 s1s10s7 h1h7 d13d12

そもそもFPとは、カードを秘密裏に除外する事でフォローできるはずのところでしなかったり、別のスートの動ランクカードでフォローしたり、相手の想定外の状況を作り出す事を目的としています。

カードの選択肢と枚数(実際には10ムーブ目には9ムーブ目に使ったカードを再使用するので枚数が減るわけではない)が少なくなるFPを以てメイトまでのムーブ数を伸ばすことはできません。
つまりメイトできる側(詰めスジを先に行使できることが確定している側)にとってFPとは非常に使い勝手の悪いものだと言えそうです。

単純に考えて、詰めスジに使用するの3枚、の3枚はFPには使えません。
のストッパーになっているAも使えません。
7を使うとムーブ数が1つ稼げなくなるので、使えなくはないですがFPのボーナスは実質相殺され、あまり意味のある手とは言えなさそうです。
となると、残るはKとQの2枚のみ。

この2枚は今まで全く活用されなかったカードなので、これらをどんな形であれ活かす事ができるのならそれはかなり優れた作戦だと言えそうです。

しかし、P1が正攻法で来る限り、このFPは効果をまるで発揮しません。
(もともと何にも活用できないカードなのだからこれは当然ですね)
それどころかP1がのトップカードを使ってきた場合(これは本来悪手ですがP1がのK・QのいずれかをFPしている場合、P1がこのリードをしてくる可能性があります)非常に困ったことが起きます。
*)P1のFPについては9ページに記載。

実際にカードを並べてみましょう。
(P1)*FP = P1Q P2
A - K(P1の狙いは9ページを参照の事)
10- 10(お互いに想定外な展開っぽいです)

最後の10では10もあり得ますが、スートの優劣を考えから使うことを考えます。
P2にリード権が移りましたが当初の詰めスジが消えています。
この時点での両者のハンド。

P1のハンド
c13 s13s12 h10h13h12 d7

P2のハンド
c1c10c7 s1s7 h1h7  

P1のQがFPなのはまだP2にはわかっていません。
対してP2のFPがQだったことはすでに明らかになっています。
この差はかなり大きい。
もしQがFPだとわかればP2からは10→Aと切ってメイトできます。
その前にのAで2ムーブ稼ぐ事もできるので、結局66点でメイトできるのですがそううまく行くとは限りません。
P1がのトップからリードしてきた事を考えるとFP=7という線はなさそうですが、それも実戦では断定できるほどの根拠ではありません。
ここから先はどうなるか予測がつきませんが、P2からしてみれば思わぬ泥仕合に持ち込まれたという感じであまり面白くはないでしょう。

やはり、メイトが確定している側からすれば「FPはボーナスを得る為のもの」としてしか考えられないので使いづらいのですね。
逆にメイトされる側からすれば一か八か紛れを作ってみようじゃないか、という気にもなります。

こう考えると逆にメイトできる側(しなければならない側)の方が多くプレッシャーを抱える事になるようです。
オープニングリーダーに詰めスジがある場合はFPも気楽ですけど、その場合第2ラウンドで全く同じ進行になっては引き分けになってしまいそうですね。

なんとなくメイトというゲームが見えてきた気がします。
ただ、実戦で重要なのはこうした事前の研究よりもやはり読みの深さと速さと正確さにつきます。
これは実戦で磨くより他ないものですね。
それでも読みの力が弱い私のようなプレーヤーがこうして事前に研究をしておく事は全くの無駄ではないと思います。
ここまでの研究ではほぼひとつのアンバランスなハンド例のみ挙げて展開してきましたが、私の経験上FPがより大きく働き、読みと推理力がもっとも試されるのはハンドがバランスしている状況での戦いだと感じています。


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メイト研究 10ページ目 

2010/05/30 23:42/Sun | メイト研究 | CM(0) | TB(0)
前項に引き続き、フォアプレイシング(以下FP)について。
*P1がオープニングリーダーです。

P1のハンド
c13c12 s13s12 h10h13h12 d1d10d7

P2のハンド
c1c10c7 s1s10s7 h1h7 d13d12

P1のFPとしてのいずれかについて考えました。
では、7ではどうでしょうか。
手持ちの7を切ってしまう事でメイトまでのムーブ数を早めてしまおうという狙いです。
実戦ではおそらくまずここに目がいくのではないかと思います。

実際にプレイしてみると
(P1)*FP=
10-7(ムーブ数を少なくする作戦なので無駄弾は打ちません)
Q -A(最速で詰めスジの行使を迫ります)
(P2)詰めスジの行使
A -
10-
A -
10-
7(メイト)

7ムーブ × 7 =49点
1ムーブ減って得点も少なくなりました。
P2のカードプレイの仕方によってはもっと短くなる図も考えられます。
これはP1成功の図と言えるでしょう。
第2ラウンドでP2は最悪でも49点と考えてプレイしてくる可能性が非常に高くなり、相手の手の内を読み易くもなります。

P1が最善を尽くせばP2は7でしかメイトできない、というのはこれまでの検証から明らかになっています。
その7をP1がFPしてしまう事でメイトまでのムーブ数を短くするという狙いをP2から妨害する方法はありません。
というわけでP1のこのFPはほぼ定跡と言って良いかもしれません。
FPに7を選択し、からリードして詰めスジを作る(P2からメイトを強要する)この戦略で、第1ラウンドはP2=49点という結論に落ち着きそうです。
今のところP1が最善を尽くせばこれ以上P2に得点される事は考えられません。
この他、A・10や10・K・QのFPについてちょっと考えてみましたが、あまり意味のある手だとは思えず読みを打ちきりました。
今後何か思いついたら調べていく予定です。

では、今度はP2のFPについて考えてみたいと思います。







メイト研究 9ページ目 

2010/05/30 23:41/Sun | メイト研究 | CM(0) | TB(0)
ここからはフォアプレイシングについて考えていこうと思います。(以下フォアプレイシング=FP)
FPが加わる事により、単に読みだけでなく推理力が要求され一層ゲームが深くなります。
(せっかくなのでハンドは今までと同じものを使うことにします)
*P1がオープニングリーダー

P1のハンド
c13c12 s13s12 h10h13h12 d1d10d7

P2のハンド
c1c10c7 s1s10s7 h1h7 d13d12

まずP1がFPを使ってP2の詰めスジを潰せるかを考えてみたいと思います。
この時P2のカードプレイは前項までの考え方を踏襲していくものとします。
ひとつひとつ考えてみますがとりあえずK・QとK・QのいずれかをFPしても、戦局に大きな変化をもたらす事はなさそうです。
仮にKをFPしたとして、P2がのトップカード2枚目を出した時、P1がでフォローできないという状況が発生します。
これはP2の想定外ですが、P1はそれをでフォローしなければなりません。
リード権はP2に戻り、「FPが何であったか」が明らかになるとともにその後の進行は前項までと同じ道を辿ることになりそうです。

以下のような形です。
(P1)FP=
10-
Q -A(P1詰めスジ完成)
(P2)詰めスジの行使
A -
10-10(KがFPだと分かる=もうFPは無いので安全)
A -
10-
7 -
7(メイト)

8ムーブ × 7 =56点

P2が定跡通りの打ち回しなのにもかかわらず、点数に変動がありません。
この進行は明らかに悪いというわけではないですが楽しみが少ないですね。
ではこの時、P1がA・10を使ってからリード権を渡すというのはどうでしょうか。
FPになったカードがフォローするはずのところをの同ランクのカードがフォローすることでP2からの詰めスジが進行するのですから、先にそのカードを使っておけばそこで即メイトになるはずです。
この作戦で点数を56点より下げることはできないか考えてみます。

(P1)*FPは
A - 
10- 
10- 7 P1は10も使っておく必要がありますね・・・。
Q - A P1詰めスジ完成
(P2)詰めスジの行使
A - 
10(メイト)

6ムーブ × 10 =60点
56点を上回ってしまいました。
しかもこれはP1にとって最も都合の良い進行を想定した図です。
P2がから先に切ればあと2ムーブ伸びますし、10を先に切ればAでメイトになるので最悪の場合88点まで得点が伸びる事になります。
この図はP1選べませんね。

しかし、このケースでは7でのメイトが10・Aのメイトに代わる為P1が損をしますが、これが逆であれば成功する可能性も考えられるのですよね。
最長8ムーブでカードのポイントが下がれば得点は下がりますから。

P1の初手と2手目は本来保留すべき交換で、言ってみれば悪手なのですが、FPによって好守に化ける可能性もあるというところが面白いです。
またP2がFPにK・Qを入れた場合にさらなる紛れが生じる事もあり得ます。
*)11ページに記載


メイト研究 8ページ目 

2010/05/30 23:41/Sun | メイト研究 | CM(0) | TB(0)
ここで一旦ここまでのおさらいをしておこうと思います。

★メイトというゲームの考え方

■メイトできるプレーヤーは双方最善を尽くした場合の最高点以上を狙う。
■メイトされるプレーヤーは双方最善を尽くした場合の最高点以下を狙う。
(互いに最高点での決着は良しとする。)

つまり、引き分け(双方最善を尽くした場合の最高点でのメイト)を視野に入れ、そこに向かってカードプレイしながら相手に緩着(ミス)が出れば乗じて意図した方向へ持ち込む、のが基本路線です。
終始双方が最善手の応酬をするとどちらもメイトできないハンドであった場合も同様です。

★メイトする側かされる側かの見極め
お互いの詰めスジを確認します(これを読み違えるといっぺんに負けます)。

★詰めスジの見つけ方・作り方
メイトするには「相手が持っていないスート(ボイド)」の「相手が持っていないランク」を「リードする」必要があります。
この条件を(相手のミス無しで)満たすために必要なのは「ロングスート」「3枚以上の同ランクカード」「リード権」です。

★詰めスジの見極め
メイトする側は相手が詰めスジを完成させるまでは相手にリード権を譲り続けムーブを稼がなくてはなりません。
つまりメイトされる側が最短で詰めスジを作ったケースが理論上最高得点(失点)ということになります。
(最高得点(失点)より大きくメイトされる可能性がない範疇でなら、メイトされる側はどのようなカードプレイも可能です。)


★詰めスジと無関係なトップカードの権利
詰めスジと直接関係のないトップカードは所持者の(ムーブを伸ばす)権利と考えます。
この権利の行使は自分が詰めスジに入るまで保留します。
(相手がメイトする可能性が0になるまで無意味にムーブを伸ばしてはならない)




メイト研究 7ページ目 

2010/05/30 23:40/Sun | メイト研究 | CM(0) | TB(0)
では、の相手のロングスートからリードしていくのはどうでしょうか。

P1がオープニングリーダー
例によってフォアプレイシングは考えないものとします。

P1のハンド
c13c12 s13s12 h10h13h12 d1d10d7

P2のハンド
c1c10c7 s1s10s7 h1h7 d13d12

P1からはのどれをリードしても、P2はリード権を取ることができます。
この交換はP2の詰めスジの一部なので、結局何も変わっていないように見えますが少しだけ紛れを生じさせる可能性を含んでいます。
たとえばQリードに対し、P2が7を切ってきた場合です。
P2の狙いはこの後P1にQ(Kでも可)をリードさせ、7を切るスジです。

実際にやってみましょう。
(P1)
Q - 
Q - 7(P2からの7を使った詰めスジが消えますが・・・)
10- A(P1が詰めスジを作りに行くと・・・)
(P2)
10- 
10- 
A - 
A(メイト)

7ムーブ × 11p =77点
とこのようにAのメイトというより点数の高い詰めスジが発生してしまいます。
この図はP2の注文にハマってP1の失敗。

では、Q - 7の後に
10リードと基本図に戻るのはどうか。
P2はロングスートの7を1枚使ってしまった事で詰めスジを自ら消してしまいました。
この後双方最善を尽くすとどちらもメイトできず引き分けになります。
第2ラウンドはP2が最善を尽くしてもP1には56点が保障されているのでこれではP2大敗です。

結論としてはP1の初手Qに対し、7が欲張った手だったということになります。
P1が読み違えてくれればP2の得点は56点から77点まで伸びるところですが、P1が正しく受ければ56点が0点になってしまいます。
リスク:リターンが21:56の比率ですから、P2の7捨てはよっぽどの事がない限りは控えた方がよさそう。
一種の勝負手ですね。
もちろん実戦ではP1がさらに間違えて77点以上取れる可能性もあります。

*よっぽどのこと = 複数のマッチ勝負をしていて得失点差で最終的な勝敗が決まりそうな場合などにおいて
           どうしてもここで大量得点しなければならない状況など



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